2003年夏 in石川県

2003年夏、FIREは石川県に行ってきました。
とはいっても、帰省でした。
おいらの親父が石川県出身なのです。
と言うわけで、石川県に行ってきました。
ちなみに今回の参加者(?)はおいらと母親のみです。
えぇ、親父が参加していません。
既に事件が発生しています。
まぁ今回の旅行は、様々な「ネタ」になる事件が発生しました。
「ネタ」は「事件集」として別ページにまとめて掲載します。

親父が参加していないほかに、もう一個出発前に事件が発生しています。
それは、「スーパーシート」を「片道だけ」予約してしまったことです。
まぁ、自分のお金なんで良いのかな?と・・・
ただし、出発前に親父にバレ「このカタカナはなんだ?」と怒られてしまいました・・・

8月13日(水)曇り
8:15横浜駅西口。
通常、横浜から公共交通機関を利用して羽田空港に行く場合次の3通りが考えられます。
・YCATからバスを利用
・京浜急行電鉄を利用
・横浜駅西口(ベイシェラトン)よりバスを利用
前者2つはかなり有名ですので、ご存知の方も多いと思います。
しかし、今回は最下段の横浜駅西口よりバスを利用しました。
最近横浜駅西口より羽田空港まで開業したのであまり知られていないのか、待ち客が少なかったです。
しかし、我々はバス停の有様に驚きを隠せませんでした。
なんといいますか、初めての人は「バス停ってどこ?」「これがバス停?」と思うでしょう。
事実、前日に下調べをした私でさえ「マヂで?」って思ったぐらいですから・・・
横浜駅西口→羽田空港行きバス停

関東の人なら「これがバス停?」って思うでしょう。
でも、8時15分にきちんと羽田空港行きのバスがきました。
それにのり、一路羽田空港へ・・・

今回の航空機のチケットは「チケットレス」にしました。
インターネットでチケットを予約し、当日空港にて予約時に使用したクレジットカードを
「自動チェックイン機」に挿入するだけでチケットを受け取ることが出来ます。
世の中便利になりましたね・・・

時間は9:30。出発時刻が10:00なので、15分前までに搭乗口にいなくてはなりません。
ということで、セキュリティチェックを通過し、搭乗口に移動しました。
無事にセキュリティチェックを通過と思いきや、私が引っ掛かってしまいました・・・
どうやらポケットに入っていた財布・携帯電話・定期入れ・キーホルダー・バトルギアのキーのいずれかに反応したのでしょう。
でも、ポケットに入っていたもの全てを取り、もう一度ゲートをくぐると何も反応しませんでした。
ってか、反応強すぎです。
以前は鍵なんかでは反応しなかったのに・・・

無事(?)セキュリティチェックを過ぎ、搭乗口に移動しました。
搭乗手続きをした時なんとなく嫌な予感がしたのですが、案の定的中してしまいました・・・
なんと出発ロビーから飛行機までバスで移動です。
いくらマイナーな路線だからとはいえ、毎回バスってのは酷くないかい?
(羽田空港から小松空港までの飛行機でバスに乗らなかったことが一度もない)
ヤケになったので、車中からこんなのを撮ってしまいました。
出発ロビー→搭乗機移動中写真
どこまで行く飛行機はさすがに分かりませんでした。

ANA 小松空港行 753便
全日空753便 小松空港行き ボーイング777-300
スーパーシートの特徴として、
・シートが広い(縦・横共に)
・ヘッドホンが違う
・肘かけが広い
・茶菓子が出てくる
といった感じでしょうか?
なんと言いましょうか、「さすがスーパーシート」とは思えなかったのは事実です。
まぁ、機中は新聞を読んだり音楽を聴いたり写真を撮っていました。
機中より撮影
機中はそれは素晴らしい景色を何枚も撮ることが出来ました。
ただ、離着陸時の様子を写真に納めることが出来なかったのが残念です。

11:05小松空港に着陸いたしました。
関東から一歩も出たことのない人にとっては驚くことがあります。
何故なら、飛行機に合わせて市街地までのバスが出ているからです。
羽田空港や、関西国際空港、新千歳空港など比較的大きな飛行場の場合、
各地上交通機関が定めた時間どおりに飛行場まで運行しています。
しかし、この小松空港は飛行機の出発・到着に合わせてバスが運行されます。
即ち、バスに乗り遅れるとタクシーを使わない限り飛行機に乗ることが出来ません。
(又は、タクシーを使わない限り市街地まで出ることが出来ないor次の飛行機の到着まで待つ)
しかも、飛行機の到着15分後にバスが出るということでかなり焦りました。
ぎりぎりで金沢駅までのバスに乗ることが出来ました。
金沢駅までの交通費大人一人1,100円です。
横浜駅西口〜羽田空港は560円だったので、正直「高い」と思ってしまいました。
バスで移動中、ETCを利用しました。
なんでしょう。料金所手前でかなり減速するので、あまり意味がないのかな?と思ってしまいました。

金沢駅で昼食を取り、バスで能登高浜まで行きました。
能登有料道路を経由し1時間強、バスに乗っていました。
幾ら有料道路使うからって、片道大人1,410円は高くないかい?
北陸地方は、有料道路を使うと必然的に料金が高くなるのでしょうか?
そんなことを考えていると、能登高浜に到着しました。

既に電話しておいたので、私の伯母が迎えにきてくれました。
世間話をしている間に夜になり、夕飯を食べ本日は終わりました。

8月14日(木) 雨
今日は朝から雨。
晴れていたらいろんなところ行っていたのですが、生憎の雨でした。
しかし、車を出してくれるとのことで、蘭の国なるところにいってきました。
そこでは、様々な植物を鑑賞してきました。
無論、低機能デジカメを持っていったので撮影もしてきました。
欄の国にて撮影 欄の国にて撮影
その後、七尾にある能登食祭市場にて土産品を購入しました。
といいますか、ほとんどが生鮮食品(しかも魚がほとんど)だったので、思ったほど購入できませんでした。
家に戻ると、私の甥が「どこからともなく」現れました。
そのおかげで、甥っ子の面倒をみることになりました。
ってか、甥っ子が全部で10人ってどういうことでしょう?
ただでさえ、私の従兄弟が7人もいるというのに・・・
(ちなみに従兄弟の中で一番年下なのはわたしです。)
午後から、甥っ子の面倒をみていたため、時間があっという間に過ぎてしまいました。

8月15日(金) 晴
今日は、この旅行の最大の目的墓参りです。
一部の人には話したのですが、私の実兄が眠っている墓があります。
実兄だけではないのですが、私の父方の婆も眠っています。
それらの墓に線香・蝋燭・花を供え、坊さんにお経を読んでもらいました。
小松空港出発まで時間があったので、散歩と称して近くをブラブラしていました。
無論、低機能デジカメを持参して・・・
道の真ん中で撮影 海を望む
最寄バス停 小浦 小浦バス停に来た赤住行きバス なんと一日7本!

時は昼の12時。
小松空港まで約3時間かかるので出発です。
能登高浜まで迎えに来てくれた叔母の息子(要するに私の従兄弟です)が小松空港まで運転してくれました。
車中、日本で唯一。そして石川県の有名観光スポットである、なぎさドライブウェイを経由しました。
なぎさドライブウェイとは、砂浜が道となり普通車は勿論大型観光バスが走行しても決して沈まない道路のことです。
よっぽど、波が高くないと通行止めにはならないとのことなので、石川県に行った際には是非訪れてみてはいかがでしょうか?
なぎさドライブウェイ1 なぎさドライブウェイ2
その後、能登有料道路・北陸自動車道を経由しました。
北陸自動車道を降り、予定より若干早めに小松空港に到着しました。
そして、搭乗手続きをしようとカウンターに向かったところ、ある「お知らせ」が目にとまりました。
遅れのお知らせ
正直驚きました。
定刻ですと、あと50分後には小松空港をTake Offするのですが、追加で40分待ち。
(機内への搭乗時間まであと30分後)
原因は関東地方の大雨と別原因によるものですが、正直困りました。
(別原因は「ネタ」ページにて)
なんでしょう。日本人って、時間を潰すのが下手なようですね。
特に地方空港だと土産品店以外何もありませんから、もっと時間を潰すのに時間がかかってしまいます。
仕方がないので、喫茶店で時間を潰しました。
館内放送を聞いていると、東京へ向かう飛行機全て遅れている模様です。
我々が乗る飛行機の次の東京行きの便が55分遅れで小松に到着すると放送があったからです。
なんとか時間を潰して、伯母と従兄弟と別れセキュリティチェックを通過しました。

無事にセキュリティチェックを通過し、いよいよ飛行機に搭乗です。
ANA 東京国際空港行 756便
全日空756便 東京国際空港行 ボーイング767-300
時間は16:10。定刻から35分遅れて離陸です。
離陸20分間は晴れ渡った空を飛んでいました。
しかし、機長からアナウンスがありました。
内容は、
・この先前線のある箇所を通過するため、揺れる。
・高度約8,200メーターを飛ぶ
・名古屋・浜松・房総半島上空を通過して東京国際空港に着陸する。
といった案内でした。
このアナウンスがあった直後いきなり揺れだし、その揺れは着陸するまで続きました。
客室乗務員も危険を察し、機内サービスはほとんどありませんでした。
まぁ、着陸前に客室乗務員から「遅れておりかつ、満足の行くサービスが出来なくて申し訳ない」とのアナウンスもありました。
17:00。
遅れていることを除いて、無事に東京国際空港に着陸しました。
その後、横浜で夕飯をとり、帰宅しました。

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最終更新日:2003年8月16日